木製残存型枠
簡単だから早くて安全!工期を大幅に短縮できる
現場組立吊り込み工法
○特許取得済(現場吊込工法)平成25年3月29日
○静岡県リサイクル認定製品 平成29年10月10日
木製残存型枠工法は、自然景観に溶け込み調和するたたずまいが魅力で、現在まで谷止工等に数多く取り入れられてきておりますが、間伐材の有効活用、木材のリサイクルというその機能が、近年の国土保全、エコロジーといった社会意識の高まりを背景に一層注目を浴び、今後さらなる需要が見込まれています。
しかし問題は施工の大変さ。従来の工法は、あらかじめ縦材を多数建て込んだ狭い現場内で、重い丸太を一本ずつ組み立てるというものでした。
長い時間を要するため作業中の土砂崩落の恐れがある点や、丸太の間に指を挟んだり足の上に落としてしまう危険性があるなど、課題の多い工法でした。
しかし、私どもが開発した『現場組立吊り込み工法』により非常に簡単、安全で迅速な施工を行うことが可能になりました。
安全で迅速、それはすなわち工期の短縮につながり、そのまま労力・コストの軽減に直結します。
環境に、そして見る人にも作る人にも優しい、ヨコケンの木製残存型枠『現場組立吊り込み工法』。ここではそのシンプル工法についてご案内いたします。ぜひ一度ご利用をご検討下さい。
吊り込み工法はわずか3ステップ。少人数でも楽々&短時間で終了!!
- STEP1 丸太を並べて溝形鋼は掛金具、L形鋼は掛金具とクリップ金具を使って楽々"陸組み"
- STEP2 クレーンで型枠パネルを設置位置に吊り込み!
- STEP3 建て込んで連結。ハイ、終了!
今までの現場の悩みや苦労が一気に解消できます!!
- 重い丸太を担いで積み上げて…そんな重労働から解放されます!
- 設計外の均しコンクリートは必要なし!
- 組立て簡単、丸太の接合部も溝形鋼でガッチリ一体化!
- 鋼材が肉厚だからセパ材がしっかり溶接できて安心!
- 金具の締め付けによる鋼材の“ねじれ”も無し!
- L形鋼の活用で、端部や開口部の補強がとても簡単!
1・2・3ステップの吊り込み工法
ステップ01
- 丸太を並べて組立開始!
- 4m丸太の場合、溝形鋼は1.33mの間隔で並べます(1.00mでも可能です)
- 溝形鋼と丸太を掛金具で固定
- 溝形鋼寸法 5×40×75 5×50×100
ステップ02
- 組み立てたパネルをクレーン等で吊り込みます
- 地山設置部の斜パネルも一度に設置可能!
- 張出部の丸太がL形鋼※でキッチリ固定可能!
※L形鋼(5×40または6×50)と丸太を掛金具とクリップ金具で固定します
ステップ03
- 今まで出来なかった丸太の接続が簡単にガッチリ固定!
- 鋼材を左右金具で留めるので「ねじれ」がまったく発生しません
- 鋼材が肉厚なのでセパ材が強固に溶接できます
※吊り込み作業は安全を確認の上、ケガや事故に十分ご注意下さい
吊り込みはシャックルで確実に連結するか専用のクランプを使用して鋼材に穴をあけて行ってください。
ステップ04
型枠設置後、漏れ防止材(ターポリン紙)を貼り付けて完了!!