浜松工業技術支援センター 及び 矢崎エナジーシステム株式会社 浜松工場を見学しました。 2019年6月12日(水曜日)
<1> 浜松工業技術支援センターにて
今回初めて耳にする言葉が出てきました。「電波暗室」です。
電波暗室とは、(簡単に言うと)外部から電磁波が入らず、また内部で発生した電磁波が反射しない部屋、というもの。
ここでは、車に使われる電子機器に対する電磁波の影響を調べる試験を行うそうです。
全国的に試験施設が不足していて、電気自動車(EV)や自動運転といった次世代自動車の開発に携わる中小企業を支援しようと、県が整備を進め2019年1月に完成したばかりだそうです。
次は「レーザー加工設備」の説明を伺いました。
レーザーは、外国製が多く、大型で高価なことが普及の妨げとなっているようです。
そこで、国産技術による超小型パワーレーザーを開発することにより、新産業の振興と既存産業の革新を目指しているそうです。
車載機器対応電波暗室 |
レーザー加工設備 |
<2> 矢崎エナジーシステム株式会社 浜松工場にて
環境&省エネルギーを目指す環境システム事業に関連する製造工程等を見学しました。
太陽熱利用機器や木質ペレット焚吸収冷温水機等について詳しくご説明いただきました。
全体説明・質疑応答 |
木製ペレット焚吸収冷温水機 |
難しい内容ばかりでしたが、最先端を行く技術が詰まっており、時代の流れの速さを感じました。